母という役。

 

笑顔を見せながら、娘に会えないドラマをわざと面白おかしく話していたけれど、

 

 

「お母さんには、二度と会いたくないって言われたんです」

 

・・・・・

 

と言った途端、彼女の目が涙でいっぱいになって、ぽろぽろぽろぽろ。私も泣きそうになりながら背中をさすって、大丈夫、大丈夫としか言えませんでした。どこが大丈夫なんだ??って内心自分にツッコミながらオロオロと。

 

 

でも、いつも思います。お母さんになった人の素晴らしさ、凄さは、何にも負けない。どんなに仕事ができるよりも、人気者であるよりも、全く異質なテーブル上で理屈抜きに「母」はナンバーワンです。

 

 

母である友人たちの苦労は、残念ながら私には想像することしかできないけれど、父親っ子の自分と母との体験で、良いも悪いも超えた母親という存在の理屈の通らない(笑)凄みを実感しています。

 

それを娘が感じて「母」に感謝するのは、どのタイミングなのかは誰にもわからないけど、でも「お母さん」ってすごいなぁっていつも思います。