
買い物に行って、レジの列に並んでいたら、前の女性が「先にどうぞ」。
私の買うものが1つだけだったのを見て、順番を譲ってくれた。
全然、急いでないからどうぞ
急いで生きてないんで
サバサバした感じでそう言う。
ありがとうございます、とペコリと頭を下げて、お互いに微笑む。
急いで生きていないんだって。
いいねぇ、ふつうの日々って。
伊東充隆先生の” 青空と雲 ”のお話 「私」とは何か?・中尾陽一先生の絵画鑑賞白熱教室ほか