ヨガを長くやって来たので、呼吸についていろいろ知りました。
自分の呼吸がどんな具合か、知っているつもりになっているけど、実は知らないこといっぱい。
ヨガで学んだ深い呼吸や、様々なリズムの呼吸法とその効用は、実生活で生かせる知恵に溢れています。
生かせる本来の呼吸のためには、呼吸しやすい身体が必要です。
だから肩の周りの強ばりをほぐしたり、縮んだ脇を伸ばしてあばら骨の間にきれいなすき間を空けたり、腕が思いの外緊張していることや、手のひらに現れたしこりに気付いたりするところからスタートです。慣れ親しんだ自分のからだとの、新たなる出会いです。
からだは、実はとても素直で、その人が抑えている感情や無理や一所懸命に隠していることを、そっと知らせてくれるものです。
そのシグナルは、からだの表面や、目の動き、姿勢、呼吸の仕方などに出ています。
シグナルに気づけるように、まずはからだの声に耳を傾けることに意識的になるといいかもしれませんね。あちこち、普段さわらないところを触ってみるのもいいかもしれません。ただ、撫でるだけでもいいと思います。触ったとき、撫でた時、どんな感じがするかな? こんな感じがするなぁと確認してくださいね。
頭ばかりを信用せずに、理屈抜きの感覚を少し目覚めさせるのは、深いリラックスのためにとてもいいかもしれません。
理屈抜き、っていうのは、なかなか頼りになるものなんです。
何かで緊張したり、ニガテな場面でキュッと縮んでしまったら、大きく息を吸って、声に出してため息をついてみてください。
吸って、
ふはぁ〜〜〜〜っ
とため息吐いて、溜めたもの出して〜。
声を出すところがポイントですよ〜♪
3回くらい、深呼吸ため息、をついてくださいね。
(ため息ついちゃダメ、なんて思わないで。)
息をはいた後の、一瞬、な〜んにもないそれ、そのささやかなリラックスをたいせつにね。
*先生のいない、読書会〜
空のお茶会〜バーソロミューと共に。
4月22日(土) 14時頃から16時頃まで
参加費は2000円(お茶とおやつ付き)
*自己の本質を知り、意識の軸を変容する〜
4月29日(土祝) 14時から16時
*美術のことを知っていても知らなくても楽しい!〜
中尾陽一主宰 これまで誰も教えてくれなかった〜絵画鑑賞入門講座
第36回 ボナールとナビ派
4月23日(日)13時から15時30分