先日、朝の食事の時に高齢の母が窓の外を見ながら、
「 ほら見て、今日は素晴らしいお天気ね。
青 空 し か な い ! 」
と言いました。
・・・・・ 青空だって。
私にはこの『青空』という言葉は、母とは別の思いがあります。
つまり青空禅でいうところの
” 青空こそが不変の自己の本質 ”
「そうね」と返事をする前に一瞬、母のことばが不思議に響きました。
あれやらこれやらと、もっともらしいことを言ったり書いたりしていますが、
公園の樹や空の雲や、朝の通学路の小学生や関わりの深い人たちまで、すべてのことから何かをもらっているなぁと感じます。