1月のプロトマニアは、先週末はじまりました。
伊東充隆先生主宰の「和サンガ 東京3期6ヶ月コース」でした。
このコースは、毎月開催している青空禅フォーラムで伝えられていることをさらに丁寧に掘り下げ、参加者が生きる日々に深く根付かせて味わっていくための集中コースです。大阪や広島では1年間の継続コース、東京はスピーディーに半年コースで、今回3期が始まりました。
伊東先生の講義の醍醐味は、最古の哲学とも言われるヴェーダンタの智慧と、最先端最新の量子物理理論のエッセンスが、実は自然に繋がっているということを知ることができることでもあります。その知識の幅広さと柔軟でクリアな知性が伊東先生。そして、先生自体、常に一新され、前の印象なんて一笑で消えてしまう。だからいつも、お話も先生も一期一会です。
そこで出会う人たちは、知ってか知らずかたったひとつのことに向かって集まっているので、目に見えるところは様々な色どりなれど、真我について、どんなところでモヤモヤしているのか、どういう場面で立ち止まってしまうか、ありのまま正直でいられるのがとても嬉しい関係になります。青空禅とはひと味もふた味も違うので、真剣な人にとって、得難い場です!和サンガ3期は今月末までお申し込みを受け付けています。ご興味のある方はどうぞご遠慮なくお問い合わせ下さい。 ♬→
そして、月末の29日(日)には、中尾陽一先生の「これまで誰も教えてくれなかった〜絵画鑑賞入門講座」です。1月で第33回、テーマは「ゴヤ」。昨年は同じスペインの画家ヴェラスケスを取り上げました。17世紀に活躍したヴェラスケスを穏やかで安定した人生を生きた画家とすれば、ゴヤはその後の18世紀から19世紀初めまでの時代を劇的に不安定に(笑)激走したようなイメージです。
中尾先生の講義の面白さは、美術史を追ったり作品の意味を細部にわたって分析するのではなく、その芸術家の作品と人物を繋ぎ、時代を繋ぎ、芸術を全体的に見ていくところ。そして参加者がその画家を知っていても知らなくても、たった今見た印象や感想をことばにさせてくれるところ。最初、少し戸惑いがあったとしても、その人の言葉が沸き上がってくるのを先生はゆっくり待って間をとってくれるます。だから誰でも安心して、素直にそのまま発露できるのです。そのリードの仕方をうしろから観察していると、本当に温かく愛があって♡、いつも嬉しくなってしまいます。
プロトマニアの中尾流では、自分は芸術はわからないから〜、もう今さら恥ずかしくて〜、途中からでは着いていけない〜、といった言葉や思い込みは(笑)ちぎって捨てて忘れましょう。だいじょうぶです。いつからでも、どんな方でもご参加ください。愉しいです。
というわけで、今月も二人の素敵な先生の講座をやっています。
おふたりの共通点は、ど〜んとした安定感と穏やかさ。
これは本当に素敵。すばらしい先生たちです。
プロトマニアのキーワードは、大人の男の子、女の子!
そのココロは、
無 邪 気
ってこと。
プロトマニアでお会いしましょう〜
ぜひ遊びに来て下さいね。お待ちしています。
朝の散歩途中で出会った、ろうばいの花。