ただ起こっている、ってことから離れてしまった時、
私はどこにあるか?の問いでも落ち着かない時、
ガシッと肩をつかんでぐるっと方向を元に戻すための自分ツールのひとつは、
いみじくも、過去のできごとや感情の記憶(笑)
闇鍋人生、けっこう痛い目にあって来た、と思い込んでいた。
でもそれがただ、自分が自分をいじめているんだなってことが見えた。
それでまた同じような匂いがして来た時には、
この世の終わりくらいにあんなに悲しかったこと、痛かったこと、
鼻の先が冷たくなるまでまじめに怒ったこと、罵詈雑言(笑)、
痛みも感情も温度も、
それら、軽〜く思ってみる。
ひどいねぇ、アイツ。
で、それは今ここにないもんね。
無くなっちゃってる。
笑えちゃうくらい、きれいさっぱり。
思考や感情や想念、記憶、ことばは概念だ、エネルギーだ、止まる実体なし。
理由もなく現れてはただ流れ去ることが、自分にとってぐぐっとリアルになる。
もちろん、切なさも、流れ去るわ。
毒をもって毒を制す的ややスレスレのツールかもしれない自分流。
そしてとどめに、
バカボンの歌、を口ずさむ。
これでいいのだ〜♪ これで〜いいのだ〜♪
ってね。
すると、笑ってる、軽くなっている。
それもこれもイイ、といえばイイんだもんね。
ただ起こっている。
それ、スゴ過ぎて、自分なんて瞬間パタリ。
*自己の本質を知り、意識の軸を変容する〜
伊東充隆主宰
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