
青空禅や和サンガで伊東先生に投げかけられる質問はさまざまです。
質問というものは、どこから発せられ、それをどの角度で捉えるかによって、
心の問題としての答えがあったり、道徳的な応えがふさわしかったり、
禅的世界観でのとらえ方があったりします。
伊東先生は、質問者がいったいどこからその質問をしているのか?
を正確に見極めていったん引き受け、目を閉じて、じっと黙ります。
そして、ゆっくりと話し始めます。
その質問者のモード、流れに沿うように。
と同時に、そこにいる誰もがその対話を共有できるように。
始まりはそんな風。
そして、お話は出発点から広がり、最終的に深く本質へ向かいます。
自分たちから発せられる様々な種類のトピックスは、
伊東先生の中でクリアな角度に整えられ「自己の本質」へと結ばれます。
自分たちには当り前の現象世界のあれこれが、ワサワサガサガサしながら、
先生の明晰さの中で本質へと収束して行く様は、まるでアートのようです。
青空禅との違いは、より丁寧で、より親密で、よりライブな対話であること。
和サンガでは、最初の頃の各自の粗大な落ち着きのなさが、
とてもピュアなエネルギーに磨かれていく感覚があります。
そこは、伊東先生の真我への誠実さと、
途中、まま出逢う居心地の悪さをもあるがままよしと続ける、
成熟した真摯な態度の人たちが集まっているおかげかな、と思ったり。
*自己の本質を知り、意識の軸を変容する〜
伊東充隆主宰
和サンガ 東京3期(6ヶ月コース)募集中
(応募締切りは新年1月末日)