ことばにはできない。

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このブログで、自己の本質に纏わる全て、出来事、あれこれを、

どんな言葉で表現したらよいものか。

書いていながら、ずーーっとしっくりきません。

●真理の探究:でも、探究ってものでもないし。

●真我、源に戻る:しかし、既にそれそのもの、なのだし。

●自己の本質への学び:いや、「へ」も「学ぶ」もちょっと違うような…

●コツコツやる:う〜ん、なんだか時間軸的なイメージになっちゃうなぁ。

 

知識と体験を重ねるほど、正確に表現することは難しいことを知る。

それでも言葉というものはとても微妙だから、慎重に扱うのが自分の姿勢。

モゾモゾしながら書く。(だからコトバより一発芸の写真の方が好きなのだ)

そうしたら、青空禅、和サンガの友人がこう表現してくれました。

 

こつこつほんとにそれしかないんだよね~(コツコツ)、
何年でも何十年掛かっても本質に入れば一気に過去の時間は消える。
コツコツは時間を超える練習みたいなもんだ。

うん、そうそう!

コツコツやる、は、延々と続く一本の道が目の前に見えるよう、

でも、実はそうではない。

コツコツ、は目が覚めるように、何年も何十年も、超える。

やっていたらそうでしかあり得ない、何年も何十年も一瞬にして吹っ飛ぶ。

 

伊東先生のお話は、毎回たった一つのことについて、

手を変え品を変え、あっちからこっちから、丁寧に誠実に伝えられます。

伝えられることは同じだけれど、同じではありません。

コツコツの途中、180cmの身長の人から見たひとつの風景は、

140cmの人は同じようには見えません。

だから、飽きるわけない。それは毎回毎回、新鮮。

 

 

言葉は差し示すが、説明はしない。私が教える道は、理解を通して至る太古からのシンプルな解放の道だ。あなたのマインドを理解しなさい。そうすればマインドはあなたをつかんでいる手をぱっと放すだろう。マインドとは誤解するものだ。誤解がその本性なのだ。正しい理解が唯一の治療法だ。あなたがそれをどう呼ぼうとも。理解の道はもっとも原初の、そして最新の治療法なのだ。なぜなら、それはマインドをあるがままに扱うからだ。

何をしようとあなたが変わることはないだろう。なぜなら、あなたには変わる必要がないからだ。あなたは身体やマインドを変えるかもしれない。だが、それはつねにあなたではなく、何か外側が変わったのだ。いったいどうして変わることを気にするのか? 身体もマインドも、また意識さえもあなた自身ではないと、きっぱりと自覚しなさい。そして意識も無意識も超えたあなたの真の本性のなかにひとり在りなさい。明確な理解を除いては、いかなる努力もあなたをそこへ連れていかないだろう。あなたの誤解を明らかにし、それを捨て去りなさい。ただそれだけだ。そこには探したり、見いだしたりするものは何もない。なぜなら、何も失われてはいないからだ。リラックスしなさい。そして「私は在る」を見守りなさい。実在はその背後にあるのだ。静かにしなさい。沈黙しなさい。それは現れるだろう。あるいはむしろ、それがあなたをそのなかへと連れていくだろう。

 

『アイ・アム・ザット   私は在る』ニサルガダッタ・マハラジとの対話 

99 知覚されたものは知覚者ではありえない P540  より抜粋

 

*伊東充隆主宰 青空禅、ワークショップ、和サンガ 東京3期 いろいろ

青空禅1 Day ワークショップ『マインドフルネス瞑想 入門から極意まで』11/23

青空禅フォーラム 12/4(土)

和サンガ  東京3期(6ヶ月コース) 2017年 1/7(土)スタート

 

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