安心したいのだ。

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和サンガでの宿題をやっていて、気がついたら、

自分は正直で素直に見ているという思い込みから、見逃していたことがあった。

わかっていると決めつけて、知っているふりをしていた。

 

真理の探究を続けてきた自分。

記憶の中での自分はずっと変わらないものを求めていたし、知りたかった。

確かにそうだけれど、素直になって無防備に正直になってみたら、しみじみと、

 

ただただ、安心したかったんだなぁ。

 

・・・・・・・

ことあるごとに目の前にそびえ、立ちはだかるように思えたあの障壁も、

繰り返す気に入らないシチュエーションも、

その根底にあった欲望は、ただ、安心したかったんだ。

 

気が抜けるくらいやさしくて単純だ。

なんだか可愛らしすぎるし、微笑ましいくらいに単純だ。

聞いても聞こえていない、見ても見ていない、

気づいていないのは、自分だけ(笑)、

それが聞こえ、それが見え、それに気づけるのは、瞬間性の中だけ。

 

誰もが本当は、それを切望している。

 

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伊東充隆 主宰 青空禅フォーラム+東京和サンガ