
『目の前にあるものは、投影です。』
え〜! 目の前の状況や人と自分が同じ???
それが自分にもあるっていこと???
と実はけっこう慌てていたけれど、
そこで問うのは、そうではなく、
目の前にあるもののいったい何に自分が引っかかっているのか?
それを見る。
すると、自分の中の囚われ、信念、が浮かび上がって来る。
逃げちゃいけない、という信念、
分かれば安心(生存できる)という信念、などなど。
それを素直に見てみると、ふふふと微笑んでしまう。
目の前の現れは、結局、どうでもよい。
引っかかることを明らかにしていくのは、
ちょうどお掃除みたいなもの。
そんなの見たくな〜いという無意識の抵抗が働いたものだけど、
正直で、素直になって、明らかに見てしまえば、
「何が来ても抵抗しません、あとはもう、どうにでもしてくださ〜い」
素直になることは、
沢山の概念や見栄やプライドをくっつけて大人になって来た生身には、
けっこう大変なのだ。
でも、もういいじゃない。
不思議ちゃんも、特別ちゃんも、エライひとも、落第生も、
謙遜も高慢も、天使も悪魔も、美も醜も、無垢も汚れも、
全てジャッジなく抱きしめているのが、在ることで愛。