ウンマニ・リザ・ハイドの本。

私はニサルガダッタ・マハラジが大好き(っていうのもおかしいけれど)で、

ハヌマーン(信愛と献身の猿の神様)のようなマハラジの言葉は、いつも一緒。

正直言うと、ラマナはあまりにも凄すぎちゃって文字通りことばがない。

ラマナから始めて、パパジ、ラメッシ、そしてひょんな時に、

マハラジを教えてもらった。

それ以来、マハラジは、先生(勝手に!)。

マハラジと質問者との対話は、なんとか理解できる(と言っても翻訳だけど)。

言葉に依存しないようにしているけれど、マハラジの言葉がずっと助けてくれた。

 

最近、何度目かの、クタクタヘトヘトです〜状態が続いていたのです。

グッタリ(内面の風景)土曜日、ふとあるお店の本のコーナーで手にしたのが、

 

『 DIE TO LOVE   愛のために死す 』 

 

うへっ! またまた愛かい?愛が好きね〜、と言われそうですが、

(愛って本質のことだよ)

ウンマニ・リザ・ハイド、というイギリス人ティーチャーの本でした。

探究を終わらせるための本。

読み進むと絶望的なのに、妙にホッとしていた。

 

彼女の雰囲気は、やや時代遅れのヒッピーの女の人的にゆる〜い感じなんですが、

綴られている言葉はぜい肉なしで、リアリティを感じながら読みました。

ネットで探してみたら、

ウンマニのメッセージは常にラディカルで、表現も直接的、しかも逃げ場を残さない手厳しいものです。が、半端で止めないということには、トニー・パーソンズに似た愛情も感じました。

と、ヒロさんのブログに書いてあるのを見つけました。

 

 

 

言葉で引っかかってしまって苦労するときもあれば、

ことばが手掛かりになって解けて行くコンガラガリもあって、

私にとってウンマニとの出会いは、

ウンザリ飽き飽きするほど聴いて来た言葉を追ううちに、

そのエネルギーみたいなものが知らぬ間に勝手に、

ズレたどうしようもなさを動かしてくれた、みたいな感じ。

 

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マハラジせんせい。