無分別にすべてがある

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世界は「愛」… 

 

アラカワさんは愛が好きだからね…とまた笑われちゃいそうですが、

だって愛に恋しているんだもの 〜  ♪

 

愛って何かというと、本質で、真我で、それの状態。

 

 

この世界には憎い感情も愛する感情も、平和も抗争も、

慈しみも蔑みも、誠実も裏切りも、怒りも悲しみも常にあります。

穏やかで優しくて思いやりに溢れる愛情、喜び、受容、救いがある一方で、

悲惨、残虐、理不尽、不平等、嘆きは絶えることがありません。

 

ふと考えたら、それらすべてが在ることをゆるしている。

何も分けること無く、別れることもなく、すべてがある。

すべてを無分別に在るようにしている状態を、愛 と名付けてみる。

 

良い、優しい、だけなら平和そうなのに、

ずるい、酷い、まであるなんて! (すごっ!!)

 

でも、こういうジャッジや言葉や概念の無い、在る、それが本質。

だから、語ることができない。

沈黙。

 

 

なるほど、世界は愛の状態。

ちょっと思いついた。

もしかしたら、いわゆる母なる愛、父なる愛、は、

この「愛」のダイジェスト版なのかもしれませんね。

親は、どんなに「悪子ども」でも「おりこうさん子ども」でも、

決して見捨てることはなく、ただいることを受け容れて、

ただそこに子どもが生きているだけで、それでいい。

大きくて深くて静かにそこにいる(在る)。

お母さん、お父さん、既に、それ、そのものなのかもしれませんよ。

そして、たとえどんな「ワル母」でも「ダメ父」でも、

子どもは親を求める。

だから、

子ども、それもまた、それ、そのものなのかもね。

だからすべては愛の状態。

 

もう見た夢をもう一度見ているだけ、とは、こういうことかもね。