
今日から始まった展覧会の陶芸家は、
奥様がいろいろお仕事のサポートをしていて、いつもだいたい一緒。
とても感じの良いご夫妻です。
よくお仕事をご一緒する写真家も、
奥様は別の分野のプロフェッショナルですが、
私が見たところ奥様は彼の最高のファンであり、最高の批評家かもしれません。
仲良しの画家は、ご主人が長い間ちょっとした心の病だったのですが、
その間ずっと彼女が細いからだをフル回転させて精神的にも物理的にも彼を支え、
今はずいぶん元気になって仲良く暮らしています。
私は若い若いある時期に、破綻したおとなの夫婦を次々と見てしまって(苦笑)、
夫婦って大変なんだなぁと思ったものですが、
人生後半になって、私の周りには素敵な関係の男女がたくさんになってきました。
その関係は言葉で表せないけれど、なんとも繊細な色の混じり合い、みたいな感じ。
趣味や興味があることが同じとか、好きなたべものが同じ(笑)とかより、
これだけはやってはダメとか、こういうことはNGだね、
ということが共通している方が一緒にいられる、そうです。
私には、何かたった一点だけ、この人のここだけは素晴らしい、と思えたら、
いろいろあっても、他のことはなんとかなるんじゃないかなと思ったりします。
それを見つけられるかどうかはその人次第だけれど。
何にしても、良いカップルだなと思わせてくれるおふたりに、ありがとう。
やっぱり、仲良しを見ているのは、ホントにいいものです。