〜と〜のあいだ

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思い返すと、初めて座禅らしきことをしたのは高校生の時。

それもカソリック教会の中で!

というのも、学校で吉祥寺の教会へ行って神父様のお話を聴くことがあったのですが、

その時に、忘れもしない、後藤神父  が教えて下さったのが、

 

目を閉じて、呼吸に意識を向ける

その呼吸は、針の穴に向かって息を吹き入れるように細く長く吐く

 

というものでした。

禅との遭遇!

 

座禅にも瞑想にもいろいろとやり方があるようですが、

ただ呼吸に意識を向ける数秒をちょこちょこ作るのでも十分いいらしい。

日常生活に追われて意識が外へ外へと向かっていると、あっちへウロウロこっちへウロウロ。

外側に振り回されて、間の取り方も忘れて、息もつかない連続したリズムは硬直。

結局はヘトヘトになってしまうので、ちょっと落ち着く瞬間を作る。

それには呼吸を意識するのが一番シンプルで早道です。

呼吸は深い眠りの間にもちゃんと行われているワタシを超えた機能だから、そこに寄り添ってみる。

何かと何かの間、に気づくと、そこには何もない。

なにごとも慌てず焦らず、一拍置くリズムとハーモニー、ですね。