12月は年末特別企画!中尾先生と対話型鑑賞+白熱講座/第67回 絵画鑑賞白熱講座 1/ 26 (日) 

 

2019年ラストの中尾先生講座は、

 

中尾先生と過ごす「アート三昧の一日」〜対話型鑑賞と白熱講座ほかと、先生とお食事会〜

 

■日時

2019年 12月21日(日)13時〜19時30分頃まで(12時45分開場)

■参加費

4500円(講座参加費)

*この他にお食事会予算3000円〜4000円です。お申し込みの方に別途ご案内いたします。

■定員

12名(要予約)

■場所

プロトマニア(東京メトロ九段下駅 3b出口より徒歩2分)

〒102-0073   東京都千代田区九段北1-12-5 市田ビル6F

 

■予約、お申し込みお問い合わせ

お名前、日中のご連絡先を書いて  こちらから→

または、

e-mail: yoyoa@mac.com

phone: 090-2469-4450(荒川陽子)

 

先生からのご案内をどうぞ!

 

*****

 

今年最後の《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞白熱講座』》は《ビジネスパーソンのための絵画鑑賞講座》と合同で年末スペシャル企画を行います。タイトルはズバリ、『アート三昧の1日』。

 

なにかと気忙しい師走ですが、土曜日の午後をたっぷりとアートに浸って、みんなでわいわいがやがや、楽しくおしゃべりをしてリフレッシュしましょう!

 

Part I  対話型絵画鑑賞体験

今やビジネスや教育の分野で大注目の「対話型鑑賞」。

普段は《ビジネスパーソンのための絵画鑑賞講座》で実践している鑑賞法ですが、VTS(Visual Thinking Strategies)やVTC(Visual Thinking Curriculum)などの聞き慣れない言葉の説明も含めて、新たな絵画鑑賞法で目からウロコの体験をしていただきます。

 

PART II 抽象絵画の楽しみ

 今年の《白熱講座》では、夏以降、カンディンスキー、モンドリアン、マレーヴィチ、ジャクソン・ポロックを中心とする戦後アメリカの抽象表現主義という流れで《抽象絵画》の鑑賞を行なってきました。

中でも、ポロックはアメリカを代表するスター画家となったにもかかわらず、アルコール依存症の再発に悩まされ、44歳で若い愛人とともに自動車事故で悲劇的な死を迎えるという強烈な人生を送りました。

Part II ではポロックの苦悩の生涯をたどりながら、絵を描くという行為の意味、画家のデビューの背景にあるもの、彼を一躍有名にした、「ドリッピング」や「ポーリング」と呼ばれる、床に広げたカンヴァスに刷毛や棒で塗料をしたたらせる技法の必然性、制作を続けることと新たな表現の展開の関係、等身大の画家の実像と虚像とのギャップなどについておしゃべりできればと思います。

 

Part III  懇親会(食事会)

 

 

※Part I(13:00〜14:30)、Part II(15:00〜17:00)、Part III(17:30〜19:30頃 予定)

※Part IIIの食事会は自由参加です。

 

ノーマン・ロックウェル「目利き(The Connoisseur) 1961年」

 

* 第67回 これまで誰も教えてくれなかった『絵画鑑賞白熱講座』

 

テーマは調整中です。

 

***** 日程 *****

■日時

2020年 1月26日(日)13時〜15時30分

■参加費

4000円

■定員

12名(要予約)

■場所

プロトマニア(東京メトロ九段下駅 3b出口より徒歩2分)

〒102-0073   東京都千代田区九段北1-12-5 市田ビル6F

 

■予約、お申し込みお問い合わせ

講座名、お名前、日中のご連絡先を書いて  こちらから→

または、

e-mail: yoyoa@mac.com

phone: 090-2469-4450(荒川陽子)

 

☆メールでのお申し込みに、確認メールを返信せていただきます。

返信メールが届かない場合は、大変恐れ入りますが電話でお問合せください。

 

 

***** 20019年11月先生のご案内はこちら〜〜

 

第66回《〜これまで誰も教えてくれなかった〜『絵画鑑賞白熱講座』》

ポロック以後、抽象表現主義のスターたち

 

ジャクソン・ポロックいかがでしたか?

ヨーロッパではマレーヴィチの白いカンヴァスに白の正方形の発表で、絵画の極北まで行ってしまった感のあった抽象絵画の世界ですが、海を越えたアメリカでポロックがドリッピングというまったく新しい発想の技法とともに登場したことにより抽象表現主義という新たな地平が開けました。

 

ポロックは彼のルーツとも言える西部の開拓者のように、現代絵画のフロンティアで悲壮なまでに新しい絵画への挑戦を続けましたが、アルコール依存症の果てに44歳の時に、自動車事故であっけなく亡くなってしまいます。

 

しかし、抽象表現主義の灯がそれで消えてしまった訳ではありません。抽象表現主義というのはかなり包容力のあることばで、ポロックよりも少し上の世代と下の世代の様々な主張とスタイルのアーティストを巻き込んで、戦後アメリカ美術のメインストリームとして広範囲に展開して行きます。

 

ここに一枚の写真があります。

1951年の1月15日のライフ誌に掲載されたニナ・リーン撮影の《怒れる者たち》というタイトルの写真です。ここに写っている面々は当時のアメリカの前衛美術のスターたちです。彼らは何に怒っているのでしょうか?

それは次回の講座でお話しするとして、ここに写っている18人は全員アーティスト(画家)です。真ん中にポロックがいますね。後列左端にいるのはデ・クーニング、一人おいてアド・ラインハート、真ん中にいるポロックの右隣がクリフォード・スティル、その隣にロバート・マザウェル、前列中央にいるのがバーネット・ニューマン(2013年まで彼の《アンナの光》という傑作が川村記念美術館に所蔵されていましたが、財政難解消のため103億円で売却されてしまったのは記憶に新しいところですね!)、右端にいるのがマーク・ロスコです。

 

次回は上に名前を挙げたアーティストやポロック夫人のリー・クラズナー、ロバート・マザウェル夫人のヘレン・フランケンサーラーなど、ポロック以後の抽象表現主義のスターたちの個性豊かな作品を鑑賞します。

デ・クーニング 女 I 192.7 x 147.3 cm MoMA

ヘレン・フランケンサーラー《Open Wall》136.5 x 332 cm  Helen Frankenthaler Foundation

 

バーネット・ニューマン《アンナの光》 276 x 611cm 1968年

 

マーク・ロスコ 《Light Red Over Black》230 x 152 m  1957年  テート

 

*面白そうだけどポロックって?抽象表現主義って?という初めての方は、10月の先生のご案内からどうぞ(抜粋)

・・・・

それは冗談として、実はまだまだ抽象画の道は続いていました。

それもスケールの大きい、とっても豊穣な世界が開けていたのです!

第二次世界大戦後のアメリカが生んだ《抽象表現主義》の絵画です!

モンドリアンやマレーヴィッチの理知的で幾何学的な抽象絵画は《冷たい抽象》と呼ばれますが、戦後アメリカの抽象表現主義は《熱い抽象》と呼ばれています。

抽象でありながら、人間の内面の激しい感情、祈り、人間存在の根源、行動などを画面に定着させるというまったく新しい抽象表現です。

この抽象表現主義の最初で最大のスターとなったのが、ジャクソン・ポロック(1912 – 1956)です。

彼は巨大なキャンヴァスを床に広げて、そのまわりを(時にはキャンヴァスの上を)激しく往来しながら絵具《ドリッピング》という技法で有名ですが、この技法でできあがった画面は、彼の《描くという行為》の記録でもあり、絵具が複雑に重なり合ったマチエール(画肌)の画面は、自然に依拠したイメージによってではなく、その濃密な画面そのものから生命が誕生してくるような根源的な衝撃を見るものに与えます。

ポロックが戦後アメリカ美術最大のスターとなったのには、彼のこのような作品の力だけでなく、アルコール依存症に悩まされたあげく、制作にも行き詰まり、若い愛人と友人を巻き添えにした自動車事故により、44歳の若さでなくなったという伝説的な生涯も寄与しています。

また、ポロックがスターになれたのは彼の妻でやはり抽象表現主義の画家リー・クラズナー(1908 – 1984)のひたむきな支えがあったからでもあり、彼を高く評価することで自らも著名な美術批評家としての階段を駆け上がったクレメント・グリーンバーグがいたからでもあります。

そんなポロックの伝説の生涯は、2000年に制作された《ポロック2人だけのアトリエ》という映画にもなりました。エド・ハリスが監督・主演でクラズナーを演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンはアカデミー助演女優賞を受賞しています。(映画の中でクラズナーと出会った時のポロックはかなり年かさの風貌ですが、実際には29歳の若者でした。とは言え、実際のポロックも禿頭で異常なくらい老けて見えるのでこの映画に違和感があるというわけではないのですが・・・そこは押さえておいた方がいいかも知れませんね)

次回10月27日の講座では、それまでの絵画の概念を変えたポロックの激しい画面から伝わってくるものとは何かをみなさんと話し合いながら、彼の伝説と実像の世界も味わいたいと思います。

《インディアン・レッドの地の壁画》1950年 244x183cm テヘラン現代美術館

 

 


※ この講座は絵の知識を競うものではありません。絵を見る力が自然に身につく楽しい講座です。
※ いわゆる美術史の流れを知らなくても、その場で向き合った絵をどう感じたか、どう見るか、そしてそれをどう自分の言葉にするかを「わいわいがやがや」 の寺子屋スタイルで学びます。
※ 通史的な講座ではありませんので、いつからでも、興味のある画家の講座の時だけでも、 お気軽にご参加ください。


 

kaigalove

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2019年の日程(予定)

■12月22日(日)13時から15時30分 

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中尾陽一 アート

中尾陽一

 

 

 

 

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